2020/01/08 投稿

新築マンションに地震保険は不要?

一戸建ての住宅よりも鉄筋コンクリートでできているマンションの方がとっても頑丈そうに見えるせいでしょうか?
マンションには地震保険は不要だと考える人が意外に多いそうです。

どちらが頑丈かというと、「どちらも同じくらいの頑丈さ」でつくられている、ということになります。
地震によって揺さぶられたときに、頑丈な鉄筋コンクリートは自重が重いため自身の揺れに耐えるために大きな耐力強度が要求されます
それに対して自重が軽い木造建物では同じ大きさの地震で揺さぶられてもコンクリートほどの強度がなくても十分耐えることができます。
最近は木造住宅でも構造計算によって十分な安全性を確保することが当たり前になっています。

 

地震の大きさによって建物が壊れるリスクは、一戸建てもマンションもほぼ同じだと仮定すると、それに備える地震保険加入の必要性は一戸建てとマンションではどのように違うのでしょうか?

一戸建ては基本的には所有者が個人であり、被災した際も費用さえ準備できれば被災者自身の判断で修理や建て替えをすぐに行うことができます。
建物すべてが専有部分と言うことができます。

一方、マンションは多くの区分所有者が集まって住む形態をとっているため、建物の各部分が区域分けをされており、専有部分と共用部分に分けられます。
専用部分のみの修理は各区分所有者個人の判断で行うことができますが、階段やエレベーターやエントランスホール・廊下・バルコニー・開口部サッシなどの共用部分に分類される部分の修理を個人の判断で行うことはできません
必要十分な修繕費用の準備と区分所有者同士の合意形成ができないと修繕や建て替えなどに取り掛かることもできません。

そのためマンションの場合、地震保険は
「個人で加入する専有部分に掛ける保険」

「管理組合が加入する共用部分に掛ける保険」
が用意されています。

一般的には、個人での地震保険加入率の方が多く7割超の方が加入しています。
それに比べて管理組合の地震保険加入率は4割程度となっているようです。

 

たとえば10階建てのマンションの10階に住んでいて地震で被災。
全壊は免れたがエレベーターが故障して使えないという場合。
個人で地震保険に加入していただけでは個人の専有部分の修理しか行うことができず、共用部分の修理費用の負担のめどがたたない限りエレベーターは使えないまま長期間過ごすことになりかねません。

このようにマンションの場合は、専有部分と共用部分の両方で地震保険に加入しておくことがリスクマネジメントにとってはとても重要であると考えます。

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