2019/09/24 投稿

マンションの壁をぶち抜いたときの耐久性

マンションのリフォームを考え始めた時に、まず最初に気になるのが、この壁を壊しても大丈夫なのだろうかということですね。
3LDKの間取りを2LDKに変更しようとした時にどうしてもひとつのお部屋の壁を取り払わなければなりません。
そんなことしたらマンション自体が壊れてしまうからそもそもそんなことをしたらいけないのではないか?
管理組合が許可してくれないのではないか?

いろいろ心配になりますね。
でも、安心してください。

マンションには壊しても構造的に問題ない壁があります

 

マンションの構造を熟知している一級建築士ならば、壊しても問題ない壁と壊してはいけない壁を見分けることは容易にできます

マンションは鉄筋コンクリート構造で造られていることが多いですが、その場合、建物が崩壊しないための重要な構造躯体は鉄筋コンクリート造で出来ています。
その壁は当然壊すことはできません。
一方で、薄い軽量鉄材を下地として石膏ボードとクロスで仕上げられている間仕切り壁は、建物の耐力を負担している壁ではないので、壊してもマンション全体の構造には影響が及びません。

 

ただ、注意しなければいけない点がいくつかあります。

  • コンクリート躯体の上に中空層を設けて石膏ボードが仕上げてある壁もありますので、打診などで表面がボードであってもその奥に壊してはいけない耐力壁が隠れている場合があります
    図面等を参考にして注意深く確認する必要があります。
  • 軽量鉄材(LGS)下地の非耐力壁の場合でも、中空の部分に給排水設備配管や電線などの配線・配管、防災設備関係の配線・配管が隠れていることが多くあります。
    実際の解体工事の際には、事前に配管・配線の有無を確認し切断事故等の防止に努める必要があります。
    特にマンションの場合は、他の住戸と共用している防災設備関係とインターホン設備等が一体化している複雑でデリケートな設備が多いので、何か事故が起こった際には他の住戸にも影響が及ぶ危険性もあることを十分認識しておくことが重要です。

 

壊してもよい部分とそうでない部分を注意深くしっかりと判断して、その制約のなかで最大限の可能性を創造し、既存の間取りよりも使いやすくおしゃれでかっこいい空間を創り出すことがマンションリフォームの醍醐味です。

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